李香蘭
李香蘭は戦時中の映画スターです。日本語読みではリ・コーラン、中国語読みではリー・シャンランです。もともと日本人ですが、満州映画協会から中国人女優としてデビューしました。
大正9年に中国の満州に生まれ、中国語が堪能で歌もうまかったので、13歳の時に、李香蘭としてラジオ番組で歌手デビューします。その後、北京に行って女学校に通います。
17歳の時に満州映画協会が設立されて、翌年から、中国人映画スターとして活躍します。
19歳の時、初めて日本に渡って、東宝映画『白蘭の歌』で長谷川一夫と共演します。その後、『支那の夜』『熱砂の誓い』とヒット作に出演し、映画の中で歌った『蘇州夜曲』『紅い睡蓮』『何日君再来』も大ヒットします。
21歳の時、日劇で『歌う李香蘭』のショーをやりますが、物凄い人気で、観客が溢れて大騒動となりました。
23歳の時に出演した『萬世流芳』は中国全土で公開されて大ヒットします。李香蘭は中国人たちに中国人の大スターとして認められます。彼女が日本人だと疑う人など1人もいませんでした。
25歳の時に、日本は敗戦します。その時、日本映画に出ていた李香蘭は、売国奴だと処刑されそうになりましたが、日本人だという事が証明されて、無事に日本に帰る事ができました。
日本に帰ってからは本名に戻って、山口淑子の名で、数々の映画に出演しています。黒澤明監督の『醜聞』では三船敏郎と共演しています。

- 沖縄二高女看護隊 チーコの青春
- Digital Ebook Purchas

- 「李香蘭」を生きて: 私の履歴書
- 日本経済新聞出版
- 本
